2026年7月18日
無線綴じの小ロット印刷とは?1冊から少部数で安く作る方法を印刷会社が解説
「無線綴じの冊子を作りたいけれど、必要なのは30部だけ」「そもそも何部から頼めるの?」——冊子印刷でいちばん多いご相談が、この小ロット・少部数の悩みです。
結論からお伝えすると、kodawari.life の無線綴じ冊子は1冊から・全品送料無料で注文できます。この記事では、少部数印刷の料金の仕組みを実際の見積もり例つきで解説し、費用を安く抑えるコツ、用途別の商品の選び方まで、印刷会社の視点からご紹介します。
※無線綴じという製本方式そのものの解説(中綴じとの違い・ページ数の目安)は、無線綴じとは?中綴じとの違い・費用を解説した記事をご覧ください。
無線綴じの小ロット印刷とは?
印刷業界に厳密な定義はありませんが、冊子印刷ではおおむね100部未満の注文を「小ロット(少部数)」と呼びます。
かつて主流だったオフセット印刷は、部数にかかわらず「版」を作る費用がかかるため、少部数では1冊あたりが極端に高くつき、「最低500部から」という印刷会社も珍しくありませんでした。現在は版を作らないオンデマンド印刷の普及で、数十部はもちろん1冊単位でも現実的な価格で作れるようになっています。
報告書・社内マニュアル・論文集・ZINEや同人誌など、「配る相手が決まっていて、大量にはいらない」冊子にぴったりの注文方法です。
何部から注文できる?1冊だけでも作れる?
kodawari.life の無線綴じ冊子印刷は1冊から注文できます。見本として1冊だけ作って確認したい、自分用に1冊だけ製本したい、という使い方もOKです。
ページ数は本文16ページ(+表紙4ページ)から最大200ページまで。サイズはA5・A4・B5・B6に対応しており、背表紙のある本格的な製本を少部数から作れます。
少部数の料金の仕組み——「基本料金+部数分」
オンデマンド印刷の料金は、ざっくり言うと「基本料金(データ処理・製本の段取り)+部数に応じた印刷代」という構造です。だから少部数でも総額は安く、部数が増えるほど1冊あたりの単価が下がっていきます。

実際に自動見積もりで計算した例がこちらです(A5・表紙カラー・本文モノクロ16ページ・税込)。
| 注文部数 | 料金(税込) | 1冊あたり |
|---|---|---|
| 1冊 | 7,920円 | 7,920円 |
| 5冊 | 8,470円 | 約1,694円 |
| 10冊 | 9,240円 | 約924円 |
| 20冊 | 10,670円 | 約534円 |
| 30冊 | 12,210円 | 約407円 |
| 50冊 | 15,290円 | 約306円 |
| 100冊 | 22,880円 | 約229円 |
| 200冊 | 37,950円 | 約190円 |
※料金はサイズ・用紙・ページ数・カラーの組み合わせで変わります。お手元の仕様での正確な金額は、商品ページの自動見積もりでその場で確認できます。
ポイントは、1冊増やしても約150円しか変わらないこと。1冊と5冊の差はわずか550円です。「少部数だから」と部数を切り詰めるより、必要な分をきちんと注文するのが結果的に満足度の高い頼み方です。
予備は「最初に足しておく」のが正解
あとから「もう10冊だけ欲しい」と増刷すると、そのご注文にもう一度基本料金がかかるため、少部数の増刷は割高になります。上の例なら10冊の増刷で9,240円——最初の注文に10冊足していれば約1,500円で済んだ計算です。
- 予備・保存用 — 汚損や紛失に備えて数冊プラス
- 配布先の追加 — 「あの人にも渡したい」を見越して
- 追加コストは1冊約150円 — 迷ったら少し多めが安心
少部数でも安くする4つのコツ
1. 本文をモノクロにする
表紙のみカラー・本文モノクロの構成にすると、費用を大きく抑えられます。報告書・論文集・文集はこの構成が定番です。
2. サイズと用紙は標準構成を選ぶ
A5サイズ×標準的な用紙(コート紙・上質紙)の組み合わせが最も割安です。用紙選びに迷ったら、5つの質問で最適な用紙がわかる用紙診断もお試しください。
3. ページ数を整理する
ページ数はそのままコストに直結します。白ページや重複コンテンツを整理してページ数を減らすだけで、一段安くなることがあります。
4. 完全データで入稿する
PDFの完全データで入稿すれば、データ修正費がかからずスムーズです。作り方はPDF入稿データの作り方ガイドで解説しています。
用途別・少部数冊子の選び方
「少部数で冊子を作りたい」と一口に言っても、最適な商品は用途によって変わります。

- 無線綴じ冊子印刷|1冊から — 報告書・マニュアル・論文集・ZINE・同人誌に。背表紙つきの本格製本
- 卒業文集・記念誌印刷|20部から — 表紙PP加工で長期保存に強い。データ作成サポート&学校直接納品OK
- 中綴じ冊子印刷 — ページ数が少ない会報・パンフレットはこちらが割安(8〜64ページ目安)
無線綴じ冊子の仕様早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 注文部数 | 1冊から |
| 仕上がりサイズ | A5 / A4 / B5 / B6 |
| ページ数 | 本文16〜200ページ(+表紙4ページ) |
| 参考価格 | 1冊7,920円〜(自動見積もりで即確認) |
| 納期 | 完全データ入稿後、最短7営業日 |
| 送料 | 全品送料無料 |
よくある質問
Q. 1冊だけの製本はできますか?
はい、1冊から注文できます。オンデマンド印刷のため版代がかからず、1冊でも現実的な価格(上の実例で7,920円)で製本できます。
Q. 30部・50部などの中途半端な部数でも注文できますか?
はい、部数は1冊単位で自由に指定でき、料金もその部数で計算されます。商品ページの自動見積もりに部数を入力すると、その場で金額が表示されます。
Q. 同人誌やZINEの少部数印刷にも使えますか?
はい、同人誌・ZINE・自費出版・作品集など、クリエイターの少部数印刷にも多くご利用いただいています。書籍として頒布・販売できる背表紙つきの仕上がりです。
Q. 納期はどのくらいですか?
完全データ入稿後、最短7営業日で出荷します。イベントや納品日が決まっている場合は、余裕を持ったご入稿をおすすめします。